云雾仁左卫门第4集

云雾仁左卫门6.8

享保年間（徳川吉宗の治世）。江戸一帯のみならず、東海道、中仙道から上方まで股にかけ、鮮やかな手口で大金を奪う盗賊の一味があった。大金持ちの金蔵しか狙わず、けして殺さず、傷つけず、雲が涌くように現れ出で、霧のように消える。すご腕の名立たる子分（七化けのお千代、木鼠の吉五郎、州走りの熊五郎、因果小僧六之助ら）を統率する一味の首領は雲霧仁左衛門、希代の大盗賊である。　　一方、雲霧**の捕縛に執念を燃やす治安組織・火付盗賊改方の長官は安部式部。雲霧との知恵比べでえ湯を飲まされながらも、激しい攻防戦を繰り広げ、雲霧に脅威を与え続ける。　　雲霧**の次なる狙いは尾張名古屋の豪商。火付盗賊改方の追っ手が迫るなか、果たしてどんな手口で盗みを仕掛けるのか・・・